キミの声で伝えてよ
これ以上は無理だよ”と
それを僕が聞けたなら
きっと忘れられる

ふたり黙る帰り道
降り続く雨が寂しくて
壊れそうな心だけ
そっと隠したまま

出会った頃のキミ
話しもせずに通り過ぎて
ふたりでいる時は
彼の口ばかり

つまらない横顔と
それを見ている僕がいて
幸せにしたいと
願うようになり

近付けば近付くほど苦しくなる胸に気がつかずに
引き返せなくなって初めて気がついたよ
だからねえ

キミの声で教えてよ
幸せになんかなれないよ
それを僕が聞けたなら
きっと離れられる

ふたり黙る帰り道
降り続く雨が寂しくて
壊れそうな心だけ
そっと隠したまま

僕の声で言わせてよ
キミを愛しているよ！”と
今は言えない言葉を
そっと歌に乗せて