じゅうがつくもりぞら
それはしずかすぎるあさ
ゆっくりあるいてくる
かたかたかたきこえた
じゅうかいきみにきいた
とおまわしちょうせつふあんを
きのせいなんかじゃないああ
とおくにはなれてく
かわったらかえれる
きゅうにうごきだすけしきのなかとっさにむねをつかんだ
なにかいわなきゃとおもっても
いやだいやだいやだいやだ
もうすぐあめがふるから
もうすぐぼくがきえてく
かさもなくてきみにあわすかおがないんだ
しらないひとになる
いらないひとになる
やっとみつけたここがぼくのたったひとつのいばしょだった
どうしていられない?きいても
きえるきえるきえるきえる
やっぱりさいごには
ひとりきりになるんだ
もうすぐあめがふるから
もうすぐぼくがきえてく
かさもなくてきみにあわすかおがないんだ
もうすぐさむくなるから
もうすぐゆきにかわって
いたいいたいひとりきりじゃこごえてしまう