よるのそらにならんで
まどのむこうでほしたちが
みている
こいをしてるわたしを
ひやかすようにきらきらと
ささやく
あなたけおやすみなさいと
りょうてをあわせていのれば
まんまるのつきまでとおくで
ちいさくういんくした
もうそろそろぱじゃまに
きがえたいのにみんなして
みないで
ほほをそめたこころを
かくすみたいにかあてんを
おろした
あなたけおやすみなさいと
べっどにすわっていのれば
おさがりのべっどのばねまで
きしんでわらっていた
おきにいりのもうふに
うでのかわりにつつまれて
あさまで
さくのうえをとびこす
ひつじのかずをなんかいも
かぞえた
あなたけおやすみなさいと
いっしょうけんめいいのれば
ねむってるあなたのゆめにも
すこしはとどくかしら