はかりうごめくふところにうまれ
いきざしもおのれのままにならず
とげるなにかはゆうめいにかくる
ひとをきるにいとわきれない
かいごのきばよこのみにやどれ
まだうでにのこるかろみがおぞましいから
さいごにおどれこおりのばらを
なでるようにちりとはぜよ
いかりにおめくあのころにそまれ
まなざしはつぶねのそれにあらず
かけるなみだはちがたなにかえて
ざれたうそもざらりまといて
このてではぶらん
かいごのきばよこのみにやどれ
まだうでにのこるかろみがおぞましいから
さいごにおどれこおりのばらを
なでるようにちりとはぜよ
かぞえきれぬきずよこのみをくらえ
よみがえるむねのいたみがねむらぬうちに
さいごにおどれこおりをうがつゆきのように
しろにまいてるるにあがう
しゅらのみちを