その産声は誰も知らない深い森の中で
怒りにも似た雷鳴のようにただ純粋に
始まる運命
風は遠うだろうどこへ向かうと皮肉な響きで
若さがまだ道を選べる少やかな日々
何かを求めその行為に溺れる程に
目覚める自我は
穏やかさとは切り離されてゆく
Солнце, солнце 祈りを
Белое пламя 短い夏にさえ近付く足音
Одиночество 騒めく木々に何故理由を探せずに
まだぼくがなにももっていなかったころ
まだぼくがなにもなしていなかったころ
じゅんすいなよくぼうはゆめとよぶにふさわしく
むじゃきでようちなほがらかさを
たしかにあのころぼくはしっていた
しっていた
ときにおもいだしてせきめんするような
おおごえをだしてうちけそうとしては
それでもなおほるにがくあまやかにひろがるこうかい
それはかんぜんにうしなってしまいきれない
ふしぎなかがやきをたもっている
にくしみにちかいけんおをかんじながら
どこかそのこっけいさにすくいをさがしているのだ
おろかさはいつまでたってもつきまとい
みじゅくであることのしょうめいに
きょうもわなをしかけてくる
ただただすべてはわかさのせいにしてしまえたなら
このこころもいきぶんへいおんをとりもどせるのだろうか
おのれのたどったみちをこうていできるほどのせいじゅくが
いつかこのみにもおとずれるのだろうか
いまはまだ、なにもわからない
どんなことにも終わりがあると当たり前のように
灰色の空沈む景色に背を向けられて
求め疲れた明日を責めるは健康ないさ
時は移ろい
実りもやがてこの手から零れる
Солнце、солнце祈りを
Белое пламя凍てつく雪原は全てを飲み込む
Одиночество閉じてゆく白銀心を重ねて
生命が眠りにつく季節
長い長い孤独を僕らは耐え抜く
雪の下だ凍える存在に耳をすまし、ながら
どこだにあるはずの気配を想像する
それは長年の愛に身についた無意をやり過ごす方法なのか
特に意味のない一人遊びなのか
別に対処した問題ではない
僕らは突きつけられた運命を
長い時間をかけて受け取り
示し合わせたように途方に暮れた顔をするだけだ
正気をよそい
嘆きを閉じ込め
いつかそれが事実になってゆく
人生の深淵など興味を持たずとも
仄暗い絶望を胸に懐
自分なりの答えを見つけてゆくしかないをだから
Ah... 寒い
傾きかけた太陽を瞼にやいつける
黄昏にはまだ少し早い気がしているよ
永遠よりも
遥かな日々が闇に染まるまで
孤独な朝を
指折り数え吹き進む風となれ
破滅を恐れずに
Любовь, мечта あふれる光 追憶の森を抜け
旅立ちへのたむけに希望の花を飾る
Любовь, мечта 過ぎた幻 聞き慣れた慟哭と
握りしめた花弁は ささやかな抵抗か
Солнце, солнце 祈りを
Белое пламя凍てつく雪原にさまよう悲しみ
Одиночество 閉ざされた白銀心をひそめて
Судьба 美しく静かな生息
Судьба 何もかも
多い尽くす白い炎