木漏れ日の中で君は笑ってた 膝の上で眠る子犬もやすらかな顔をして 小さな本を手のひらに広げて きれいな指でそっと言葉をなぞる その笑顔で何もかも救われると思ってた 限られた空の下で消えた あの頃の君を思い出には 作られた夢の中で見てた あの空は、もう 透き通る風の中、儚くて抱き寄せた 振り返る姿は今もまだ 離れなくて 限られた空の下で そっと囁いた言葉を繰り返して 閉ざされた胸の中で 今もあの頃と同じように笑っている 夕暮れに響く子供たちの声は 笑顔を連れて消えていく